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プロフィール

藤田 和樹

Kazuki FUJITA

大阪大学 全学教育推進機構 全学共通教育部門 教授

大阪大学 全学教育推進機構
全学共通教育部門 教授

明治大学法学部卒業
筑波大学大学院体育研究科修士課程修了
東北大学大学院医学系研究科博士課程修了
医学(障害科学)博士

長寿科学振興財団リサーチレジデント、東北大学大学院医学系研究科助手、東北福祉大学予防福祉健康増進センター特任講師、同大学感性福祉研究所助教授、大阪大学大学教育実践センター准教授、同大学全学教育推進機構スポーツ・健康教育部門准教授を経て 現職。

研究分野

老年運動学・運動疫学・スポーツ医学

資格

健康運動指導士・日本トレーニング指導者協会認定上級トレーニング指導者・国際ノルディックウォーキング連盟公認ナショナルトレーナー など

1963年
東京生まれ

高校・大学と勉強よりも野球、ラグビーにのめり込み、スター選手を夢見るも度重なるけがで挫折。
大学を卒業後は総合商社に就職し、海外赴任などを経験。

1993年
スポーツへの未練が断ち切れず筑波大学大学院体育研究科に進学

スポーツ障害に対する各種運動療法の習得と研究に励む。
在学中に、野球・アメリカンフットボール、バスケットボールなど強豪チームのトレーナーとしてアスリートのケアやトレーニング指導の経験を積んだ。

1998年
35歳 最初の人生の岐路

スポーツ外傷後の筋細胞再生過程の解明に関する研究を志し,東北大学大学院医学系研究科博士課程運動学分野に進学。
30代半ばにして収入ゼロ、将来が約束されないアカデミアの世界に入り、その年に同大学院公衆衛生学分野の辻一郎教授に出会う。
教授に声をかけられ高齢者の運動介入や運動機能健診のプロジェクトに参画したことで人生の針路が変わる。 これまでアスリートの運動に特化していた研究が、シニアの健康寿命を伸ばし、介護される人を少なくできることに気づき、後にロコモやサルコペニアの研究に発展する老年運動学や運動疫学といった研究分野に没頭。

2007年
44歳 2度目の人生の岐路

東北の地を離れ、大阪大学大学教育実践センター(2012年に全学教育推進機構に改組)准教授に就任。
赴任後は、大学生の抑うつ症状に運動習慣が少なからぬ影響を与えることを明らかにした疫学研究や、歩くことで心肺持久力を高精度に予測できるUKK Walk Test日本版の開発研究(大阪体育大学との共同研究)、ロコモやサルコペニアを簡易に判別できる動的バランステストの開発研究(工学部との共同研究)、また慢性腎臓病患者に対する動的バランステストの臨床応用研究(医学部との共同研究)など、学部を超えた横断的な研究を進めている。
2023年より現職。

 

研究の一方で、スポーツへの熱量は変わらず、30代ではパワーリフティングの全日本選手権(ノーギア大会)で3位、40代ではフィンランドの国民的スポーツ・ノルディックウォーキングに出会い日本に普及、50代はマラソンに没頭(フルマラソン サブ3.5)
60歳目前の現在は再びパワーリフティングの世界にもどり、マスターズの日本新記録を狙う。
今でもスクワットは200kgを持ち上げるが、愛犬(35㎏)の入ったケースが重く感じるのが不思議。毎夕2時間の愛犬の散歩に耐えられる足腰の健康づくりに自身の研究を活かせないか思案中。

好きなものはSL、温泉めぐり、バニラアイス、我が家の愛犬りゅう(秋田犬)。